白砂糖は化学薬品

白砂糖を造る工程をみると、食べることによる害を考えさせられる。
まず、砂糖きびの茎や大根糖を圧搾して糖蜜をとり、その中の不純物を取り除くために石灰法、炭酸法、亜硫酸法、亜硫酸ガス法が行われる。
不純物を取り除いた液を透明な液にするために、ほう酸鉛や塩素などの化学薬品が併用される。
また、ミネラル、ビタミンなどの栄養素があるとべたつくので、さらさらの砂糖にするためにこれらの栄養素が取り除かれる。
さらに、真白に仕上げるために漂白されるのですがその行程では塩酸や他の無機酸が使われる。
以上のような行程で、きれいに結晶した糖分である白砂糖は、食品というよりも、まさに化学薬品と言えます。
一般的な食品ならば多少なりともビタミン、ミネラル、酵素などを含んでいるが白砂糖は純粋なる糖分ですからカロリーはあるのですが、それを燃焼させるために必要なビタミン、ミネラルがないことに大きな欠点があると思われる。
この化学物質ともいえる白砂糖は、身体を冷やす、血流を悪くする、自律神経の交感神経が緊張し、白血球のリンパ球を減少させ免疫力の低下をおこすなどにより、さまざまな病気の原因になると言われている。