両眼視機能検査

眼の具合が思わしくなく、車で2時間かかる場所の眼鏡店へ行ってきました。
インターネット検索で出会ったお店ですが、以前の眼鏡店で体験したことのない検査を受けることができた。
斜位があることは分かっていたのですが、前回のときは外側に視線が向くと言われたのですが、今回まったく反対の寄り眼との検査結果でました。
両眼視機能検査と言う検査があることも初めて知りました。
まず、両眼視とは人間は左右2つの眼をうまく連携して、広い視野と良質な立体視をすることができます。これは、左右の眼に別々に映った像が頭の中で溶け合って二つの像が一つのまとまりとして働くために生じてくる感覚です。
この「両眼を一つのまとまりとして使用することによって得られる視覚」を 両眼視 といいます。
見るものにピントを合わせて「両眼でものをはっきり見て」(調節 ちょうせつ)、それと同時に、両眼の視線を合わせて「両眼で物を一つに見る」(輻輳 ふくそう)わけですが、この調節と輻輳は密接に関係していて、両方の機能がうまく連動して行われることが理想的となります。
そして、良好な両眼視をするためには、下記のような正常な両眼視機能が必要になってきます。
① 両眼とも網膜中心窩で物体を注視し、(中心固視)
② 両眼同時に物体を重ねて見て、(同時視)
③ 両眼の網膜の像を脳で一つにまとめて見て、(融像)
④ その結果、立体感を感じ取ること。(立体視
以上のような両眼視の種々の機能を調べる検査が、両眼視機能検査です。
検査の結果を受けて、仕事用の眼鏡で手元の本やパソコン画面 まで広くゆったり見えるものと、前回の眼鏡店で作ってもらった老眼の眼鏡に、遠目用のレンズに交換で運転用眼鏡の二つを注文した。どちらも斜位のためのプリズムの入った眼鏡です。
宅配で商品が送られて来ますが、まだ届いていませんのでできあがり具合が楽しみです。