電解質作用(心臓が重い)

ステロイド薬は、血液中のナトリウムを増加させてカリウムを減少させる電解質作用があります。
ナトリウムが増えると、同時に体内の水分も増えるため、血液量そのものが増えてその結果血圧が上昇してくる。
また、カリウムが減少すると、筋肉の収縮がうまくできず脱力感を感じたり、心臓の筋肉が正常に収縮できなくなって心電図に異常が出たり、最悪は心不全に陥ることがあるそうです。
時折、力仕事をしたわけでもないのに心臓の鼓動が重かったり、息づかいが微妙にきつく感じることがある。