献血による検査結果通知

献血手帳の献血記録が昭和54年9月14日(西暦1979)で止まっている。
この最後の献血による血液の検査成績のお知らせが自宅に届いた。
届いた検査成績の内容について詳細は覚えていませんが、血液中の蛋白濃度が薄いという内容の検査数値があったように記憶している。
ただ、それが何を意味するのか、身体にどのような悪影響があるのかまったく分からなかった。
検査成績の内容の中には、最寄りの病院にて精密検査を勧めていたことを記憶している。
当時年齢も若く病院嫌いの思いもあり、仮に身体に不具合があっても時間が経過すれば自然に治ってしまうだろうと安易に考え、その後精密検査には行かなかった。
この段階で病院へ診察に行っていれば初期段階のネフローゼでその後の治療成果も変わっていただろうか。
今となっては取り返しのできないことですが苦い人生経験となった。
献血は数回経験していますが、血液の検査成績の送付が毎回あったのか記憶にありませんが、献血に付随し血液の検査が行われ、精密検査が必要であれば検査成績が送付されてくることは事実のようである。
このシステムがあれば、献血により自身の体調管理につながるようにも思われる。もちろん社会奉仕にも貢献できる。

献血手帳は現在「献血カード」に変わっているようです。